海岸砂防林への薬剤散布ー国道134号線北側の散布は今年は行われない予定(平塚市・大磯町エリア)
神奈川県では毎年5月上旬、藤沢市鵠沼海岸~大磯東町の約11キロに渡る海岸砂防林の松枯れ防止策として薬剤散布を行っています.
平塚市・大磯町エリアへの散布は5月8日、9日、10日の早朝(0時~4時雨天の場合は変更有)の予定と県藤沢土木事務所のHPにアップされました。
ネット平塚では、薬剤散布の影響と思われる体調不良をおこしている市民がいることから、その方や生活クラブ西海岸デポーのメンバーと共に樹幹注入による防除方法への切替や、散布についての近隣住民への周知策等について4年に渡り県との話し合いを続けてきました。
防除方法については予算の関係ですべてを樹幹注入に切り換えることは厳しい、というのが県の見解ですが、まずは住宅地や学校施設に近い134号線北側への散布をやめ樹幹注入のみに切り換えることをこの間求めてきました。今年はその声が受け止められ、134号線北側への散布は行われないことになりました。一度散布を見合わせ、その後の様子を見た上で今後の検討がなされるとのことです。状況を把握しながら、引き続き改善策を求めていきます。