平塚市の ”香害” 対策、一歩前進!

市が使用する日本消費者連盟作成のチラシ

神奈川ネットでは、香の害 香害対策についてのアクションを各地域で進めてきました。
ネット平塚も柔軟剤やヘアケア材等に含まれる香料の成分表示を求める署名活動に参加し、また地域でアンケート調査をする中で、香害で困っている人が多いことを知りました。
そこで昨年は、平塚市への予算要望書に香害対策、特に学校におけるポスター掲示や保護者への周知策などを盛り込みましたが、先日市へのヒアリングの中で教育委員会が学校長に対し「化学物質過敏症等を抱える児童生徒へのは配慮について」という92日付の文書を発信していることを知りました。
 洗濯時に使用する柔軟剤等のにおいが頭痛やめまい、喘息等の健康被害を引き起こす化学物質過敏症等がクローズアップされていること、その理解と発症の予防のため、チラシの校内等への掲示と、保護者あて便りに香料自粛の協力を求める文書を掲載することを求めるもので、チラシのデータも添えられています。
平塚市でも学校現場での香害対策が一歩進みました。
 川崎市では独自の啓発チラシを作成、横浜市は市のHPに香害の相談窓口が掲載されるなど、地域での取組が進んでいます。
 平塚市も今回の取組をスタートととし、学校現場のみならず、公共施設等へポスター掲示を拡げ、市民への周知を更に図るよう求めていきます。