10月 17日、ネット平塚も参加する “まちづくりユニット平塚” 主催で、市の情報宅配便を活用し学習会を開催しました。
テーマは災害対策。
8月末から9月にかけ各地に大きな被害をもたらした台風10号で、平塚も大雨による被害を受けました。学習会は今回の被害状況から新たな課題等を学ぶためのものです。
市内の被害状況の把握については、消防、警察、市民から発信されるデータ、河川カメラによる水位の点検、雨雲情報等々の情報を元に避難情報を出すべきか等の判断しているとのこと。瞬間的な大雨も最近の特徴で、市としてリアルタイムの発信は無理で、予測を立て対策を考えているとのことでした。
平塚市では2014年に作られた平塚市総合浸水対策基本計画をもとに浸水対策が進められていますが、今年春示された第3次実施計画には、”短時間の豪雨や長時間の降雨による河川水位の上昇などにより内水排除しにくくなり、新たな浸水被害が発生するなど、更なる浸水対策の推進が必要となっている“とあります。その計画によりすでに対策済みの地域においても今回被害が出ており、見直しが必要です。また全国各地での水害の激甚化•頻発化を受け、上流から下流、本線•支線など流域全体を俯瞰し、水害を軽減させる治水対策「流域治水」の考えに基づいた対策が水系ごとに進められているとのことです。
その他学習会では、要援護者対策の状況や避難所設置基準やそのキャパシティ等についても学習しました。今後市への要望にも繋げて行く予定です。