ひまわりの里親になって福島と交流
神奈川ネットではNPO法人シャロームの「ひまわりプロジェクト」に参加し、各地域のメンバーがこの夏ひまわりの栽培と種の採取に取組んでいます。
NPO法人シャロームは障がいを持つ方も、持たない方も、共に生きる温かいまちづくりを目指して長年福島で活動している団体です。活動の一つとして障がいのある方と農家の方々が協力して農作物を栽培するというものがあり、その中にひまわりを栽培し油を製品化するという試みも含まれており、やがては農業授産を取り入れた障がい者施設の立ち上げも計画されていたとのことです。しかし2011年の原発事故の影響で、土壌汚染の明らかな土地でのひまわり油の生産は断念せざるを得ない状況に。そこで発足したのが県外の支援者との交流事業「ひまわりプロジェクト」です。
夏から秋にかけてひまわりを栽培、景観作物として楽しんだ後、実った種を10~11月にシャロームに送ります。シャロームではこうして集まった種から油を搾り、授産製品としてひまわり油「みんなの手」を販売。収益は、障害者支援や、福島の子どもたちの県外保養事業の資金、本事業継続のための活動資金として活用されているとのことです。
ネット平塚でもメンバーが借りている市民農園などにひまわりの種を蒔きました。
いまは種が実るのを待っています。