平塚駅北口で署名活動ー介護保険制度の改定に対する要望書

20日 日曜日午後、ラスカ前で署名活動を行いました。
現在国で検討されている2021年改定案は、11月には審議会で大方の方向性が決まり、来年の通常国会で改正法案が審議される予定ですが、多くの市民に内容に関する情報は届いていません。
駅頭では、今回の改定が給付と負担の大幅な見直しであり、介護保険制度の根幹に関わる問題であることをお伝えしました。
給付の見直しでは、要介護1,2への訪問介護の生活援助と通所介護を給付サービス(国が責任をもって提供するサービス)から外し自治体の予算内で行われる総合事業に移行すること、負担については、所得制限額を下げて利用料負担が2割、3割となる人をふやす、現在利用者負担のないケアプラン作成を有料化する、自己負担額の上限を定めた高額介護サービス費の支給要件を厳しくする、などが検討されており、改定によりこれまで受けていたようなサービスが質量ともに受けられなくなる人が増える心配があります。
「介護保険が悪くなるという噂を聞いたが」とおっしゃり足を止める若い男女の方や、「消費税2%上がったんですよね」とおっしゃる視覚障がいのある男性など、様々な方から署名とご意見をいただきました。
今月28日議員会館で行われる院内集会で、 お預かりした署名を国に届けます。