どうなる? どうする?介護保険ー次期改定に対する要望署名活動を実施中
3年ごとに改定される介護保険制度。前回改定で要支援の人が介護給付から外れ、自治体の裁量で行う総合事業に移行したばかりですが、2021年からの改定に向け、その対象者を要介護1,2の人に拡げようとする検討が現在国で進められています。
介護保険が必要となる理由のトップは認知症で、要介護1,2の方たちの理由も認知症がトップです。認知の症状が出始めても、給付として継続性や質、量を保障された生活援助サービスやディーサービスなどを利用することで在宅生活を続けている方が大勢おり、それがご本人だけでなくその家族を支えています。総合事業への移行によって、地域によりサービスの質や量に差が生じ、必要な人に必要なサービスが届かなくなる可能性があります。
またケアプラン作成費の有料化や、利用料の自己負担が2~3割となる現役並み所得者の対象の拡大も検討されています。
「介護の社会化」からますます遠ざかろうとしている介護保険制度改定に対し、声を上げていきましょう。
神奈川ネットでは介護保険制度を後退させないよう、国に対する署名活動を行っています。
神奈川ネットホームページ https://kanagawanet.org/ またはスマホからもご参加いただけます。