共に生きる地域づくりを! 「新春のつどい&市民社会チャレンジ基金交流会」

 

平等から公正へ

1月18日、神奈川ネット新春のつどいが開催されました。
第1部は、第27期市民社会チャレンジ基金贈呈式として、今回助成団体に決定した8団体の活動紹介と贈呈が行われました。
市民社会チャレンジ基金は、市民による社会を変えていくためのチャレンジを応援するために、神奈川ネットワーク運動が2001年に創設した基金で、その原資は神奈川ネットに集う人々や趣旨に賛同する人たちからの寄付です。これまで合計177件、総額7800万円を超える助成が行われ、市民によるチャレンジ性のある活動を応援してきました。
今回は8団体を代表してNPO法人かながわ外国人すまいサポートセンター理事長のペイ アンさんから、外国人支援の現状と課題が報告されました。多様な国の人々と共生していくには、その国の文化を受け入れる姿勢が大切であり、外国人の居住支援と生活全般に関わる相談への対応がますます必要になる、という助成理由に納得すると共に、ペイアンさんが最後に話された「平等から公平へ」という問題提起が強く心に残りました。平等はそれぞれの状況を鑑みずに全員に対して同じ待遇をすること、公平はそれぞれの状況に応じて待遇を変え、みんなが同じスタートラインに立てるように支援することです。
国籍や生まれ育つ環境によって受ける不利益や困難をなくしていくため、市民が力を合わせて社会を変えていくことの必要性を改めて感じました。
また第2部では、統一地方選挙神奈川ネット公認候補予定者の発表が行われ、平塚の市議候補予定者である松本泰子さんからは「子どもや、高齢者、障がいのある人にやさしいまちづくりを進めます!」という力強いメッセージがありました。
松本泰子さんと一緒に、共に生きる地域づくりを進めていきます。

応援していただいている新藤宗幸千葉大学名誉教授と

アピールする松本泰子