破綻寸前の地方議会議員年金制度、その今後のあり方を検討していた「総務省・地方議会議員年金制度検討会」第6回検討会(最終回)が21日開催され、見直し案2案と廃止する場合の考え方が改めて示されました。これらの案は第4回検討会ですでに一度示されたものですが、議員の掛金の引き上げと給付のカットを必要とする案に市議会議長会をはじめとする議長会が反発、市議会議長会からは掛金、給付金をカットせず、公費(税金)負担のみを引き上げる独自案が提示されていました。
神奈川ネットワーク運動は、受給資格や税金の使われ方において市民の公的年金とはかけ離れて優遇された議員年金制度の廃止を求めて2001年から運動を続けてきました。
経済不況、雇用不安が益々深刻化する中、更に多額の税金を議員年金につぎ込み制度を存続させることは、到底容認できることではありません。
制度廃止に向け、市民の皆さんと声をあげていきたいと思います。
ネット平塚では、12月24日2:30〜3:30、平塚駅北口で議員年金廃止アピールを行う予定です。