平塚高村団地地域住宅団地再生事業

市西部の旭地区高村エリアにおいて、「平塚市高村団地及びその周辺における地域医療福祉拠点整備モデル地区事業」が進められています。
1976年に入居が始まった高村団地は市内でも高齢化・少子化の進展が著しいエリアです。モデル地区事業はUR都市機構と平塚市が連携して進めているもので、賃貸住宅の一部を撤去し、その余剰地を活用して民間事業者との連携による地域医療福祉拠点を整備するといものです。エリアを南北2街区にわけ、南街区に医療施設として内科、慢性病棟、介護老人保健施設、訪問介護ステーション等を、福祉施設として小規模な特別養護老人ホーム、訪問看護事業所、地域交流スペースを整備、北街区には多世代交流スペースなどを併設した商業・サービス施設等を整備する予定となっています。
医療及び福祉施設の整備を来年3月までに終え、事業実施は4月以降の予定。また北街区の多世代交流スペース等の施設整備は3年後の2028年3月末までの予定となっていますが、具体的な施設内容や運営主体など計画づくりや実施に関するづ事項については一昨年設置された旭地区地域再生協議会で協議されることになっています。
高齢化と共に一人暮しの高齢者も増えています。
安心して暮し続けるために必要ことを、この試みから学ぶことができればと思います。

建設中の老健等医療施設