要介護1,2の保険給付外し、ケアプラン有料化は、見送られるか? ―国審議会では現場等から慎重を求める声―
次期介護保険制度改定に向け、要介護1,2の保険給付外しやケアプラン作成費有料化等の国での検討が大詰めを迎えています。
神奈川ネットは介護保険フォーラム実行委員会呼びかけ団体として改定案の見直しを求める署名活動に参加し、平塚でも多くの方々から署名への賛同とご協力をいただきました。
神奈川ネットで集めた署名数は12,121筆、実行委員会全体では34,880筆となり、厚生労働省と財務省に提出されました。署名活動の中でも、介護現場からの切実な声、サービスの抑制につながる改定に対する不安や困惑、怒りの声を聞きました。
国は介護保険だけでなく、全世代型社会保障と称し年金、医療、福祉分野における給付の抑制と利用者負担増を進めようとしています。一億総活躍の名のもと保険料を納める人をふやし、障がいや児童福祉も税金による社会福祉から保険料による制度に転換することを考えているようです。
こうした動きにも注視しながら、介護の社会化を後退させないよう、これからも働きかけを続けていきます。