食が危ない!種子法学習会
2月16日日曜日、湘南エリアで活動する生活クラブ運動グループの集まり、湘南地域活動連携協議会主催で「種子法」の学習会があり、約100人の方が参加されました。講師は印鑰智哉さん(日本の種子(たね)を守る会アドバイザー)です。
種子法は、安定的に優良な品種のコメ、麦、大豆の種子の生産を行うために国・都道府県の責任を規定したもので、1952年に公布されて以来、戦後の食糧生産を支えてきました。その種子法の廃止法案が2017年の通常国家で可決、昨年の3月をもって廃止され、法の廃止に伴い神奈川県の条例も廃止されました。
学習会では、種子法が果たしてきた役割と廃止に至った背景、廃止によって今後起こるであろう農業そして食の安全の危機についてなど、非常に多角的な視点からお話がありました。
平塚は米どころです。全農・営農技術センターが19年かけて開発したお米「はるみ」は二年連続で特Aの評価を得、いま湘南JAの出荷量の7割以上を占めているそうです。
平塚の農業にも大きな影響を及ぼすであろう種子法廃止。その問題点を多くの市民に伝えながら、新たな法整備に向けたアクションに取組みます。