エネルギーの地産地消で地域活性化をめざす「湘南のでんき」の取組み
神奈川ネットワーク運動は、今パワーシフトキャンペーンに取組んでいます。
昨年4月からの電力小売全面自由化で家庭や商店なども電気を選べるようになり、脱原発への選択肢を市民が持つことができるようになりました。
ネット平塚も原子力や化石燃料によらない自然エネルギーの電気に切り替えようと、呼びかけを行っています。
自然エネルギーの共同購入を行っている生活クラブエネジーの取組などを学んだ3月25日に続き、5月23日には「湘南のでんき」の方を講師に学習会「デンキを選べば社会が変わる!Part2」を開催しました。
「湘南のでんき」は、神奈川県内で発電した電気を県内で積極的に消費する「エネルギーの地産地消」を通じて地域活性化を実現することを目指しています。地域貢献活動として、利用者が支払った電気料金の1%を湘南ベルマーレスポーツクラブの応援など3つの地域応援プランの一つに還元する仕組みも特徴です。供給している電気のうち県内産の割合は昨年度見込みで49%、電源構成でみると太陽光42%、水力7%とのことです。利用希望が増えており、地産割合を大きくする意味でも県内産電力の確保が課題との話もありました。
今年の4月からは平塚市立小中学校43校に「湘南のでんき」の供給が始まっています。
持続可能なエネルギー社会をめざし、自然エネルギーの利用者を増やすパワーシフトキャンペーンを続けていきます。